2021.05.14

MRIファーストの前立腺がん検診は費用対効果が高い

カテゴリ

泌尿器疾患
原文タイトル

Benefit, Harm, and Cost-effectiveness Associated With Magnetic Resonance Imaging Before Biopsy in Age-based and Risk-stratified Screening for Prostate Cancer
ジャーナル名

JAMA Network Open
年巻号ページ番号

2021 March, JAMA Netw Open 4: e2037657
著者

Thomas Callender
所属

Department of Applied Health Research, University College London, London, UK

背景

前立腺がんが疑われる男性でのトリアージ検査としてマルチパラメトリックMRIを行うことで、不要な生検が回避され、臨床的に重要な腫瘍の検出が増加することが示されている。イギリスUniversity College LondonのCallenderらは、イングランドの55～69歳男性の448万人の仮想コホートにおいて、生検前MRI（MRI先行）ないし直接生検による年齢ベース前立腺がん検診、リスク層別化検診、または検診なし、それぞれの戦略の利益と害、その費用対効果を分析する生命表アプローチを用いた意思決定分析モデル研究を実施した。

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