2021.04.23

前立腺がん診断でのMRI標的生検はTRUSガイド下系統的生検に非劣性：PRECISE試験

カテゴリ

泌尿器疾患
原文タイトル

Comparison of Multiparametric Magnetic Resonance Imaging–Targeted Biopsy With Systematic Transrectal Ultrasonography Biopsy for Biopsy-Naive Men at Risk for Prostate Cancer: A Phase 3 Randomized Clinical Trial
ジャーナル名

JAMA Oncology
年巻号ページ番号

2021 February, JAMA Oncol 7: 534
著者

Laurence Klotz
所属

Division of Urology, Sunnybrook Health Sciences Centre, University of Toronto, Toronto, Ontario, Canada

背景

前立腺がんの診断では、これまで経直腸的超音波（TRUS）ガイド下での系統的生検が一般的であったが、マルチパラメトリックMRIガイドによる生検がより有効であるとの示唆がある。カナダUniversity of TorontoのKlotzらは、同国5施設で前立腺生検を要する前立腺がん疑診男性を対象に、MRI標的生検または12コアTRUSガイド下系統的生検を比較し、前立腺がん（ISUPグレードグループ分類：GG分類、2以上）の検出について、MRI標的生検の非劣性を検証するランダム化比較試験PRECISEを実施した（n=453）。

この記事は会員限定記事です。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

会員の方はこちら
会員ではない方はこちら

新着記事