2021.03.26

高齢の乳がんサバイバーはマンモグラフィを受けるべきか：初めて国際ガイドラインを作成

カテゴリ

婦人科疾患
原文タイトル

Individualizing Surveillance Mammography for Older Patients After Treatment for Early-Stage Breast Cancer: Multidisciplinary Expert Panel and International Society of Geriatric Oncology Consensus Statement
ジャーナル名

JAMA Oncology
年巻号ページ番号

2021 January, JAMA Oncol 7: 609
著者

Rachel A. Freedman
所属

Department of Medical Oncology, Dana-Farber Cancer Institute, Boston, Massachusetts, USA

背景

マンモグラフィ乳がん検診は、高齢になるにつれ利益を害が上回るようになることから、海外ではマンモグラフィの推奨に年齢上限を設けている場合も多いが、乳がんサバイバーにおけるマンモグラフィの中止時期については十分議論されていない。Dana-Farber Cancer InstituteのFreedmanらは、75歳以上の乳がんサバイバーにおける定期的なマンモグラフィ・サーベイランスに関する推奨を行うため、乳がんサバイバーにおける同側・対側乳がんリスクとマンモグラフィの利益・害に関する文献をレビューし、学際的専門家パネルによる議論を通してガイドラインを策定した。

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