2025.01.24

MRIリニアックで治療中の膠芽腫の変化をリアルタイムに把握する

カテゴリ

神経疾患
原文タイトル

Dynamics of Daily Glioblastoma Evolution During Chemoradiation Therapy on the 0.35T Magnetic Resonance Imaging-Linear Accelerator
ジャーナル名

Int J Radiat Oncol Biol Phys
年巻号ページ番号

2025 July, Int J Radiat Oncol Biol Phys 122: 572
著者

Kaylie Cullison
所属

Department of Radiation Oncology, Sylvester Comprehensive Cancer Center, University of Miami Miller School of Medicine, Miami, Florida; Department of Biomedical Engineering, University of Miami, Coral Gables, Florida; Medical Scientist Training Program, University of Miami Miller School of Medicine, Miami, FL, USA

背景

MRI（磁気共鳴画像）とリニアック（直線加速器）を統合したMRIリニアックは、MRIにより病巣をリアルタイムに捉えることで、正常臓器への影響の少ない正確な放射線照射を可能にする。
アメリカUniversity of Miami Miller School of MedicineのCullisonらは、0.35テスラのMRIリニアックを利用して化学放射線治療を受けている膠芽腫患者（n=36）で、MRIリニアックによる連日の撮像に加えて、およびスタンドアロン高磁場MRIによる3時点での撮像を行い、治療中の病変および摘出腔の動態を評価した。

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