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2024.08.23

冠動脈周囲の脂肪組織濃度から長期の心血管リスクを予測できる

  1. 冠動脈疾患(CAD)
  2. 心臓CT(冠動脈造影CT)
  3. 脂肪組織指数(FAI)

背景

冠動脈CT(CCTA)は、安定胸痛患者の検査におけるファーストライン推奨となっているが、CCTAで閉塞性の冠動脈疾患(CAD)が発見されなかった患者のリスクをどのように層別化することができるだろうか?
イギリスUniversity of OxfordのChanらは、同国の国民保健サービス(NHS)8施設で臨床診療の一部としてCCTA検査を受けている連続患者を対象としたOxford Risk Factors And Non-invasive imaging(ORFAN)研究において、冠動脈の炎症が心原因死亡および主要心血管イベント(MACE)を予測しうるかを評価・検証した(n=40,091)。
冠動脈の炎症は、CCTAによって測定された冠動脈周囲の脂肪組織濃度に基づく、冠動脈周囲脂肪組織指数(FAI)スコアで定量化され、さらに人工知能リスク予測アルゴリズムAI-RiskにFAIスコアを組み込んだ場合のパフォーマンスも検証された。

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