撮影範囲は、異所性副甲状腺腫の存在を念頭に置く必要があるため、下顎〜気管分岐部までを撮影した(図1)。また、手術体位の想定および肩部から発生するストリークアーチファクトを抑制するために、タオルを駆使し、頸部が伸展する体位で撮影した。
図1:本症例の単純CT画像
撮影範囲は、下顎〜気管分岐部である。副甲状腺腺腫は、単純CTでは甲状腺組織より低吸収である。
撮影モードはsuper high resolution: SHR(0.25 mm×160列)、焦点サイズはS1 (0.6 mm×0.6 mm)、画像再構成処理はdeep learning reconstruction(DLR)を用いたadvanced intelligent clear-IQ engine(AiCE)の使用により、高分解能かつ低ノイズの画像を提供できた。
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2025.10.10
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