2014年1月号
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株式会社AZE広報グループ TEL:03-3212-7721http://www.aze.co.jp/株式会社東陽テクニカ画像システム部 TEL:03-3245-1351E-mail:graphic@toyo.co.jphttp://www.toyo.co.jp/page.jsp?id=9479特集関節疾患の画像診断:変形性関節症(OA)と関節リウマチ(RA)Vol.46 No.155T1およびT2マッピングMRIによる膝軟評価『3Dマッピング』近年のMRIで撮影可能になった、T1ρは関節軟骨のGIG(glycos-aminoglycan)含有量とよく相関することが知られており、軟骨変性を捉える非侵襲的な評価方法として注目されている。またT2は水分含有量とコラーゲン配列を表現しており、変性が起こるとコラーゲン配列不正により信号値が上昇することが知られている。従来は撮影された断面を観察するのみであり、変性の構造や範囲などを直観的に捉えることが難しかった。これに対し本ソフトウェアではMRIにより撮影されたデータからT1ρおよびT2値を計算し、軟骨表面に値をカラー表示した3次元画像として表現することができる。これによりどの部分がどのように変性しているか、より表現しやすくなる。東陽テクニカ整形外科デジタルプランニングツール『OrthoPlanner Pro』東陽テクニカの『OrthoPlanner Pro』は、ユーザフレンドリな操作性、100近い直観的な整形外科専用計測ツール、27社・5万種類を超える人工関節デジタルテンプレートを標準で実装、整形外科のフイルムレスを実現する。さらに、専用スフィアを使用したサイズキャリブレーション機能を有し、正確なプランニングをサポート。フイルムコスト削減だけでなく、整形外科のワークフローの大幅な作業効率の向上が期待できる。院内ネットワーク上で運用でき、作図した画像を診察室やオペ室で参照できる。DICOMネットワークへの親和性が高く、すでに全国200施設以上で接続運用されている。特別なハードウェアは必要なく、ソフトウェアのみの供給で電子カルテやPACS端末への相乗りが可能。

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