図3 アウトライントレース機能を用いたプランニング1例図4 院内運用1例5映像情報メディカル 2014年1月することが可能である。近日、このアウトライントレース機能に「画像カット&コピー」機能が新たに加わった。これにより、患者の実画像を用いたシミュレーションが可能となり、術後における髄腔や関節の位置・形状などがより分かりやすくなる(図3)。また、術前・術後の骨の位置が具体的に分かるため、シミュレーション前後における脚長差やFTAなどの違いをより正確に把握することも可能となる。6)プランニング後■整形外科だけに留まらないシステム運用プランニング後はPACSサーバへの保存が可能である、保存した画像は院内の画像配信システムを介してあらゆる場所で参照できる(図4)。そのため、医局や病棟で作成したプランニング画像をカンファレンスでの検討、手術室での参照、診察室での患者様への説明といった運用も可能であり、その運用を院内画像ネットワークに自由に組み込むことができる。OrthoPlanner Proは、整形外科医が従来フィルム上で実施してきた特有のプランニング・計測をさまざまな面からサポートする。DICOMに準拠し、国内で流通するほとんどのPACSメーカと接続実績があり、安全で確実な院内運用を可能としている。それらの特徴が認められ、整形外科専用プランニングツールとして日本国内の200を超える施設で稼働している。導入にあたっては、接続性だけでなく、整形外科医のオペレーションに精通したアプリケーション担当が導入までバックアップし、スムーズにフィルムレスへ移行できるようサポートをする。また機能面においては、多くの整形外科医からの意見を反映し、細かな改良点を加え、さらに使いやすいシステムとして進化し続けている。株式会社東陽テクニカはOrthoPlanner Proを通じ、整形外科医のオペレーション、接続性、運用サポートまであらゆる各施設に合わせた運用を提案し、院内の完全フィルムレスをバックアップする。導入にあたって
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