TEM in JRC 2024
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18映像情報メディカル 2024年4月製品概要 杏林システマックは「安全と安心を臨床現場に」お届けするため、MRI・CT・核医学の分野で、患者さんや医療関係者の方々に望まれる一歩先を行く医療機器の開発・製造・販売に取り組んでいく。■ MRI患者モニタリングシステム「Pimot」3テスラMRI対応の患者モニタであり、従来と比較して5kg未満と小型軽量である。10インチのカラータッチスクリーンを採用した見やすい画面は、これに初めて触る医療従事者でも変更したい測定項目をタッチすれば設定画面が表示されるなど、直感的に操作できるのが特徴である。また、Pimot本体は厳しい磁場環境下でもMRI本体の直近に配置できるため、医療従事者に利便性を提供できる。さらにLi-ionバッテリーが搭載されていることから、患者の受け入れから院内移動に至るまで多くの状況下に持ち運んでバイタルサインを計測でき、シームレスにMRI検査を行える。標準構成はECG・SpO2・NIBP・EtCO2・心拍数の測定で、体温測定を追加したモデルもある。また、ワイヤレスリモートタブレットとベースステーションを使用することで、Pimot本体の情報を操作室などで共有・監視が可能である。さらに別途マルチガスユニットを接続して各種Agentが測定できる。ECGとSpO2を測定する各PODはワイヤレスでPimot本体とつながりボア内で使用できる。ECGは3電極法と5電極法に対応しており、SpO2は新生児から成人まで同一PODで対応している。もちろんNIBPやEtCO2も3テスラ環境下でも動作できる。MRI患者モニタリングシステム『Pimot』本体とベースステーション&リモートタブレット株式会社杏林システマックPick Up Product 〜ITEM in JRC 2024MRI患者モニタリングシステム「Pimot」を中心にMRI/CT関連に注力

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